
【歯ぎしりについて】
- 歯ぎしりとは、主に睡眠中に、無意識のうちに、上下の歯をこすり合わせて、ギリギリと歯をくいしばる現象をいいます。
- 歯ぎしりの原因としては、肉体的疲労・精神的ストレス・歯の噛み合わせの悪さなど様々です。
- 歯ぎしりで、奥歯を噛み合わせた時の力は、平均50〜60sであるのに、対して歯ぎしりの時の、歯に加わる力は、2倍以上にもなると言われています。
- 歯ぎしりは、睡眠中に周囲に迷惑をかけるばかりでなく、実は、本人の歯や顎にも大変な負担、ダメージを与えています。
- 歯ぎしりで、奥歯を噛み合わせた時の力は、平均50〜60sであるのに、対して歯ぎしりの時の、歯に加わる力は、2倍以上にもなると言われています。
- また、人から、指摘されたときは、歯ぎしりは分かりますが、朝起きたとき、顎の筋肉や疲労感を感じるようでしたら、歯ぎしりを無意識のうちに、している可能性もあります。
【歯ぎしりの種類】
歯ぎしりは、大きく分けて、3種類あります。
- ①クレンチング(食いしばり)
食いしばったり、噛みしめたりする。 - ②グラインディング(いわゆる歯ぎしり)
上下の歯を横にこすり合わせる。音が大きい。 - ③タッピング
上下の歯をカチカチと小刻みに噛み合わせる。もっとも、少ないパターン
【歯ぎしりの症状・自己診断法】
- ①犬歯の先が削れている。歯の噛む面が平らにすり減っている。
- ②起床時に、虫歯もないのに、歯の違和感や痛み、浮いた感じがする、また、肩や顎がだるいことがある。
- ③口腔内粘膜や舌に歯型や傷がついてないか。
これらの症状を、放っておくと、歯の先が削れ、痛みが出ることもあり、歯を支えてる組織が、弱くなり、歯の動揺などを招きます。
【歯科医院での治療法】
一般的に、ナイトガードというプラスチック製のスポーツ選手が、歯や顎を守るために、はめるマウスピースのようなものです。これを口腔内に装着することにより、ギリギリと歯ぎしりをしても、歯がすり減ったり、歯を支える骨などの歯周組織に加わる有害なダメージを軽減させます。
【ナイトガードができるまで】
- 2回の通院で作製、お渡しします。
- 1回目のご来院にて、お口の中に、大きな虫歯があるとかの問題がなければ、歯型をとらせていただきます。健康保険が適応しますので、費用は5千円程度です。
- お気軽にご相談ください。

寝ている間の舌根沈下による気道閉塞を防ぎ、睡眠時無呼吸80%以上の方に改善効果が認められているオーダーメイドのマウスガードです。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。